Windows 11で解像度3440x1440を選べなくなった時の対処法のメモ

ある日、突然 Windows 11でモニターの解像度 3440x1440を選べなくなった。

グラフィック・ドライバーを古いバージョンに戻したところ、復旧した。
同様のトラブルが再発したときのために、対処法をメモ。

※ 後述の通り、2025年9月中旬に事象が再発し、今度はドライバーのロールバックでも解決せず。
結局グラフィックボードを取り付けるという力業で解決。

ある夜、Windows 11を搭載したデスクトップPCで作業中、モニター (Alienware AW3423DWF) が何度か瞬断し、復旧したと思ったら解像度が2560x1440に落ちていた。

解像度を3440x1440に戻そうと思ったら、最大で2560x1440までしか選べなくなっていた。

モニターの電源のオン・オフ、ケーブル類の抜き挿しを行ったが復旧せず。(モニターとPCの接続にはHDMIケーブルを使用)

HDMIケーブルを別のラップトップにつないだところ、普通に3440x1440で表示されたので、モニターやケーブルの問題ではなく、デスクトップPCの問題と判断できた。

以下の手順でグラフィック・ドライバーのバージョンを古いバージョンに戻したところ、3440x1440に戻すことが出来た。(参考

まず、System > Display > Advanced displayへ移動。

Display adapter properties for Display 1をクリック。

Propertiesをクリック。

Driverタブを選択し、Update Driverをクリック。

Browse my computer for driversを選択。

Let me pick from a list of available drivers on my computerを選択。

古いバージョンを選択して、Next

これで再び3440x1440を選択できるようになった。

2025年9月17日 追記

2025年9月16日に同様の事象が再発。しかも今度はドライバーを古いバージョンに戻しても、問題が解決しなかった。

最終的に、グラフィックドライバーをIntel UHD Graphics 770からMicrosoft Basic Display Adapterに変更して再起動したところ、3440x1440解像度が復活した。

ただし、解像度が3440x1440で固定されてしまった。(変更することはないだろうから、これでも問題ないが)

2025年9月23日 追記

グラフィックドライバーをIntel UHD Graphics 770からMicrosoft Basic Display Adapterに変更したことで解像度の問題は解決したが、今度は以下の問題が発生。

  • 電源メニューからスリープのオプションが消えた。
    • こちらの記事で紹介されていた方法を試してみたが解決せず。
    • 代替手段として休止モードを使ってみたが、やはりスリープに比べると復帰スピードは格段に遅い。正直シャットダウン状態から起動するのと大差ない。
  • 動画がカクつく。画質は悪くないのだが、動きの激しい場面になると画面に横線が入る。
  • なんてことのない動画の再生でもCPUの負荷が上昇する。
  • シンガポールの動画サイト meWATCHの動画が視聴できなくなった。

せっかく良いモニターを買ったのに、これでは台無しである。

ので、長らく買おうかどうしようか迷っていたグラフィックボードの購入をついに決定。
ブツが届いたら、また経過を追記しようと思う。

2025年10月18日 追記

グラフィックボードを購入して取り付けてから1週間ほどが経過したが、動作は良好。
上述した問題は全て解決した。

せっかくグラボを買ったので、以前から気になっていたStrayをプレイしてみた。楽しい。

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