GREM FOR610 1日目 Malware Analysis Fundamentals メモ

GIAC Reverse Engineering Malware (GREM) 1日目 Malware Analysis Fundamentalsのメモ。

Process Monitorからプロセス・ツリーを表示する

ToolsメニューからProcess Treeを選択。

ProcDOT

Process Monitor のCSVログをProcDOTに読み込ませるとProcess Monitorの記録したイベントをグラフィカルに確認できる。

fakedns、INetSim、FakeNet-NG

fakedns
検体が外部ドメインへの通信を試みている場合はfakednsを起動して名前解決要求に応答させる。

INetSim
検体がHTTP/HTTPS/SMTP/FTP/DNS等の通信を行う場合は、INetSimを起動してこれらの通信をエミュレートする。設定ファイル inetsim.confを編集することで任意の通信をエミュレートできる。

FakeNet-NG
INetSim同様、ネットワーク通信をエミュレートする。Windows OSで動作する。

Fiddler
主に検体の生成するHTTP/HTTPSの通信を検証・編集したい場合に用いる。HTTPSの通信を検証する場合はHTTPSの設定メニューより、「Capture HTTPS CONNECTs」「Decrypt HTTPS traffic」「Ignore server certificate errors (unsafe)」を有効にする。通信を生成したプロセスの情報も記録してくれる。

NAT機能を有効にして通信を任意のサーバーに誘導する

検体がドメイン名ではなくIPアドレスと直に通信を行う場合、NAT機能を有効にすることで通信を任意のサーバーに誘導することができる。

Linuxでは以下のiptablesコマンドでNAT機能を有効にできる:

iptables -t nat -A PREROUTING -i <interface name> -j REDIRECT

NAT機能を無効にするには以下のコマンドを用いる:

iptables -t nat -D PREROUTING -i <interface name> -j REDIRECT

REMnuxでは以下のコマンドでNAT機能を有効化・無効化できる:

accept-all-ips start

accept-all-ips stop

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